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「SMTOWN LIVE WORLD TOUR Ⅳin TOKYO」感想(1) [東方神起]

10月4日と5日に東京・味の素スタジアムで開催された「SMTOWN LIVE WORLD TOUR Ⅳin TOKYO」に両日参加してきましたので、簡単に感想などを書き留めておこうと思います。

例によって例のごとく、かなりの部分を忘れていますし、おそらくライブビューイングで観ていた人のほうが細かい部分までしっかり観ることができたと思うのですが、まあ自己満足です。


さて、今回の公演については日本のメディアでも多く取り上げていました。
チケット1万3,500円のコンサートで、12万動員するってスゴいと思います、本当に。加えて、ライブビューイングでも10万人。ライブビューイングのチケットは4,000円だったそうで。
SMTOWNライブ、動員100万人を突破
SMTOWN in TOKYO、ライブビューイング決定!

単純にチケットの枚数と公称の動員数を掛けてみると、16億2,000万円。同様に、ライブビューイングが4億円。合わせて20億円超のお金が動いたんですねえ。わーすごい。


そりゃ、台風が近づいてようが、意地でもライブ開催するよね┐(´∇`)┌

※あの大雨のなか、全力でパフォーマンスしてくれたアーティストと、それを支えたスタッフには敬意と感謝を惜しみませんが、やっぱりどうしても言いたくなりました。てへ。




今回の公演で累計の動員数が100万人を突破したそうなので、日本の公演の"貢献度"を調べてみました。
余談ですが、日本での初公演は2011年でしたよね。当時、わたしの上司が韓国人の女性だったんですが、「SMTOWNってなんすか、それ」と怪訝そうな顔をした私に、SMTOWNがいかに注目度が高いイベントであるかを熱く説明してくれたので、覚えています。面白い人でした。
Wikipediaによると、
◆SM Town Live '10 World Tour
1)2011/1/25,26 2万4,000人(代々木体育館)
2)2011/9/2,3,4 15万人(東京ドーム)
◆SM Town Live World Tour III
3)2012/8/4,5 10万人(東京ドーム)
4)2013/10/26,17 10万人(東京ドーム)
◆SM Town Live World Tour IV
5)2014/10/4,5 12万人(味の素スタジアム)

→全11公演、49万4,000人動員。「SMTOWN LIVE」累計動員数の半分くらい。箱の大きさと公演数で動員を稼いでますね。

ちなみに、ソウル公演での動員数はだいたい3万5,000人~4万5,000人。
1公演あたりの動員数でいえば中国・北京がダントツで7万人(2013年の公演)。そういえば、きたる10月18日には上海で「SMTOWN LIVE」が開催されますが、会場は上海体育場で、最大収容人数は8万人だそうです。大きな会場ですねえ。

今後は中国での公演数も増え、動員数もどんどん増していくのでしょうね。



前置きが長くなりましたが、今回の公演に少しずつ話を戻していきたいと思います。



今回の公演でまず思い出されるのが、チケット騒動。

5日のチケットは配布開始が公演前日(4日)の朝までずれ込み、さらに、4日のチケットについては公演前日の深夜に一部の座席の席を入れ替え、チケットを再配布するという事態が発生しました。
これにより、チケボサーバーへのアクセスが集中。「チケットがダウンロードできない」という悲鳴が、ネットで飛び交うこととなりました。

「チケボ最悪」との批判も多数見受けられましたが、私が思うに、これは運営側の対応が最悪なのであって、チケボは巻き添え食らっただけじゃないかなと思います。(もちろん、チケボの画面遷移やアクセス集中への強度については改善の余地があるように思いますけど。)
会場での観客の誘導なども、正直「よくこれで事故とか暴動とか起きないね」と思うくらいの混乱ぷりなのですが、運営側の対応の不備で開演に間に合わず泣いた観客がどれだけいようと、運営的には「つつがなくおわったし、ケンチャナヨ」でクローズしちゃってるんだろうなあなんて……なんでしょうね、この、空しさ。

アリーナ席の座席は、こんなブロック分けになっていました。
img_20141006a.jpg
急遽座席変更された人たちは、スタンドの見切れ席からアリーナ後方(J~Kブロック)に移動したというケースが多かったようで、結果的に花道やサブステージに近い席でライブを満喫できたようです。

ソウル公演ではアリーナの中央にサブステージと花道が用意されていたのですが、味の素スタジアムではそれが外周に移動されました。アリーナ内にはやや幅広に設けられた通路があり、そこをアーティストを乗せたトロッコが何回か往来。アリーナ席にいれば、1~2回くらいは出演者をやや近くに見られたんじゃないかなと思います。どの出演者かは選べませんけども。

2014-10-07_004335.jpg
名曲だらけ!味スタSMTに2日間で12万人

さて、このアリーナ。なんだかギュウギュウに詰まってる感じがしませんか?
実際、そうとう詰めたんだと思います。
たとえば、同じ会場で開催したa-nationは1公演5万5,000人でしたが、今回の公演は6万人。5,000人も多いんです。メインステージをギリギリまで下げつつは、残りはアリーナに詰め込んだんじゃないかなあと推測。


見切れ席問題も勃発しましたね。
FC先行でチケットを取ったにもかかわらず、メインステージがほぼ見えない席だったという人が、相当数いたようです。
見切れ席でも、バックステージで待機しているアーティストの様子を間近で見られる席なら自分を慰めようもありますが、上層階などに配置された場合はそういった楽しみすら与えられなかったのではないかと思います。


こういうのを見ていると、胸が痛くなりますね。ファンてなんなんでしょうね。


初日の4日公演に関して言えば、映像&音響問題も発生しました。

正直に言うと、わたしは4日の公演があまり楽しめませんでした。あれだったら、ラブビューイングのほうが良かったなあと思います。

楽しめなかった理由は、結局のところは「北ブロック天井席」という座席のせいなのですが(なにしろ、メインステージのアーティスト、豆粒どころか背景に紛れてどこにいるのか分からないレベルでしたから)、もしビジョンに映し出される映像がもっと良かったら、もっと楽しめたと思うのです。

びしっと抜いてほしいところで、びしっと抜かれないフラストレーションであるとか、歓声のタイミングを喪失させる画面の切替であるとか、いろいろ文句を付けたいことはありましたが、なによりも一番イライラしたのは"画面の無駄使い"。
img_20141006b.jpg
すごい中途半端に、画面の上半分とか余ってるんですよ。しかも、何度も何度も何度も何度も繰り返すんですよ。機材、壊れてるのかな……とまで思いました。

音響も良くなかったですね。スタジアムだし席が席だし、もともと音響については期待していなかったのです。でも、歌っている最中に突然マイクの音量が小さくなるとか音楽が止まるとかは、ただの不手際だと思うわけです。

5日の公演では、映像や音響はかなり改善されていました。
やればできるんじゃん……と思うと同時に、やればできるんだったら最初からやっておけよと思うわけです。わたしは今回、幸いにも公演に両日とも参加できましたけど、中には4日だけという人もいたはずなので。

ミスやトラブルもライブの魅力のひとつではあるのですが、今回の映像や音響については単なる準備不足な感じがしてしまって、あまり寛容になれませんでした。そもそも、チケット高いんですよ。それなりのものをきっちり見せてほしいなあと思います。


1万3,500円……そういえば、先日まで渋谷・シアターオーブで公演していた「マシューボーンの白鳥の湖」S席が1万3,000円でした。もう1回、見たかったなあ。
2014-10-07_021207.jpg


時間も時間なので、ひとまずここで区切ります。ライブの感想は次回に持ち越し。
タグ:SMT
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