韓国ドラマ「プロデューサー」 [ドラマ]
韓国語の先生からいつも、韓国語の上達のためにドラマをせっせと見るように言われるのですが、韓国ドラマって面白そうな刑事モノドラマがあまりないんですよねえ……日本の時代劇は好きなんですが、韓国の時代劇は全部同じに見えるし。
そんなこんなで普段はあまり韓国ドラマを見ないのですが、先生から先日オススメされたドラマ「プロデューサー」が面白かったので、ちょっと書き留めておこうと思います。
「プロデューサー」は、実在のテレビ局であるKBSを舞台に繰り広げられるラブコメディー。
主な登場人物は、音楽番組「ミュージックバンク」PD・イェジン(女)、バラエティー番組「一泊二日」PD・ジュンモ(男)、新人PD・スンチャン(男)、トップアイドル・シンディ(女)の4人です。
イェジンとジュンモは幼なじみで、学校も就職先もずっと一緒にだという腐れ縁。"友だち以上恋人未満"という関係を25年も続けてきたせいで、一緒にいるのが愛なのか、ただの惰性なのかわからなくなっています。
煮え切らない2人に一石を投じたのが、新人PD。見栄っ張りで口が悪くて怒りっぽいイェジンと最悪の出会いをしたにもかかわらず、強がりの裏に隠されたピュアで温かな部分に気づき、どんどん彼女に惹かれていきます。
イェジンもまた、最初は「使えない後輩」としか思っていなかったスンチャンの頼もしさや誠実さを知り、好意を持ち始めます。
イェジンを中心とした三角関係に、さらにシンディが参戦。アイドルに興味がなくて空気が読めない、だけど誰よりも、肩書きではなく彼女自身を見てくれるスンチャンに恋心を抱きます。
結論から言うと、紆余曲折を乗り越えてイェジンとジュンモが元サヤに収まり、スンチャンとシンディに"恋の予感"を感じさせつつ大団円。まあ、そりそうですよね!という納得のエンディングです。
お互い憎からず思っていて、なおかつお互いのことを知り尽くしている相手を振って、10歳は歳下のイケメン青年と一から恋愛をやり直す女性はまずいないと思うんですよね。同窓会とかで元カノと再会してさくっと結婚とか、現実世界でもあるあるじゃないですか。
新人PDにしたって、外見は文句なく可愛くて、性格もツンだけど実は純情なアイドルに思いを寄せられたら、そりゃそっち選ぶだろ……と。(ドラマではあくまでも、"恋の予兆"どまりでしたけど。)
そういう意味で、テレビ局という華やかな世界を舞台にしながらも、意外に現実的な恋愛関係を描いた作品だと思います。
個人的には、イェジンに一途に想いを寄せるスンチャンが可愛かったので、そのままイェジンと結ばれてほしかった気も……ババアのドリームきめえwwwって笑われそうですけど!
たとえば、最近NHKで放送していたドラマ「美女と男子」なんかは、ドリーム感たっぷりで楽しかったです。
そもそも、ヒロイン役が仲間由紀恵という時点でファンタジー。きれいすぎるんですよね、あの人。
旦那を妹に寝取られるんですが、最終的には、めちゃイケメンの若手俳優と結ばれます。映画祭での告白、空港で衆人環視のなかハグ&キス、そして記者たちを振り切っての逃亡劇……ドリーム要素てんこ盛り。ここまでくると、自己投影とか絶対無理なので、純粋に物語を楽しめる気がします。
さて、「プロデューサー」に話を戻します。
現実のテレビ局を舞台にしているため、密着ドキュメンタリー風なメタ的演出が要所要所に盛り込まれていて、それが物語のスパイスとなっています。「そんなこと考えてたのね〜」といった"裏話"も楽しめます。
また、実在のタレントが大勢カメオ出演するのも見所のひとつ。SM所属タレントも、少女時代やSJリョウク、女優のコ・アラなどが登場します。
SMのタレントさんではありませんが、"いい人"イ・スンギもカメオ出演し、「いい人キャラも疲れるんだよね~」なんてこぼしながら、習性となった善行を繰り返してしまうという面白い役を演じていました。
チャンミンが6月の「T1ST0RY&...」で歌った楽曲「結婚してくれ」もネタとして登場。イ・スンギ登場回は5月30日に放送されたそうなので、もしかしたらチャンミンも見ていたかも?なんて想像すると楽しいかも。
子どものころからアイドルとして生きてきたシンディの姿に、東方神起にすこし思いを馳せました。
アイドルであることを求め続けられた結果、本当の自分がなんであるか見失いかけていたり、
浮き沈みが激しい業界で"いつかは山を下りなければならない"ことへの恐怖や諦めを抱いていたり。
シンディにいつも怒られてばかりのマネージャーも良い味を出していました。アンチファンの集いにこっそり参加して、シンディの悪口を言ってストレスを発散するような人ですが、根底にあるのは"シンディ愛"。彼が一意番恐いのは、大好きなシンディに失望されることだと告白するシーンには、思わずホロリときます。
そういえば、ツーショットを撮るとき、男性は女性の顔が小さく映るように配慮し、前に出るべきだというシンディの主張に、チャンミンを思い出しましたw
ユノは顔が小さいのに、写真を撮るとき後ろに下がるから、遠近法でよけいに自分の顔が大きく写ってしまうとこぼしていたチャンミン。
後日発売された雑誌「SPUR」6月号に掲載の写真が以下。
いつ撮影されたのかは不明ですが、ちゃんとユノが前に出てますね!
またまた脱線しました。ともあれ。
メインとなる恋愛模様以外のエピソードも面白く、丁寧に作られた作品なんだろうなあという印象を受けました。とても面白かったです。おかげさまで、何の気なしに見始めたのに気づけば一気に見終えてしまいました。(さすがに、2日間に分けて、ですけど。)
そんなこんなで普段はあまり韓国ドラマを見ないのですが、先生から先日オススメされたドラマ「プロデューサー」が面白かったので、ちょっと書き留めておこうと思います。
「プロデューサー」は、実在のテレビ局であるKBSを舞台に繰り広げられるラブコメディー。
主な登場人物は、音楽番組「ミュージックバンク」PD・イェジン(女)、バラエティー番組「一泊二日」PD・ジュンモ(男)、新人PD・スンチャン(男)、トップアイドル・シンディ(女)の4人です。
イェジンとジュンモは幼なじみで、学校も就職先もずっと一緒にだという腐れ縁。"友だち以上恋人未満"という関係を25年も続けてきたせいで、一緒にいるのが愛なのか、ただの惰性なのかわからなくなっています。
煮え切らない2人に一石を投じたのが、新人PD。見栄っ張りで口が悪くて怒りっぽいイェジンと最悪の出会いをしたにもかかわらず、強がりの裏に隠されたピュアで温かな部分に気づき、どんどん彼女に惹かれていきます。
イェジンもまた、最初は「使えない後輩」としか思っていなかったスンチャンの頼もしさや誠実さを知り、好意を持ち始めます。
イェジンを中心とした三角関係に、さらにシンディが参戦。アイドルに興味がなくて空気が読めない、だけど誰よりも、肩書きではなく彼女自身を見てくれるスンチャンに恋心を抱きます。
結論から言うと、紆余曲折を乗り越えてイェジンとジュンモが元サヤに収まり、スンチャンとシンディに"恋の予感"を感じさせつつ大団円。まあ、そりそうですよね!という納得のエンディングです。
お互い憎からず思っていて、なおかつお互いのことを知り尽くしている相手を振って、10歳は歳下のイケメン青年と一から恋愛をやり直す女性はまずいないと思うんですよね。同窓会とかで元カノと再会してさくっと結婚とか、現実世界でもあるあるじゃないですか。
新人PDにしたって、外見は文句なく可愛くて、性格もツンだけど実は純情なアイドルに思いを寄せられたら、そりゃそっち選ぶだろ……と。(ドラマではあくまでも、"恋の予兆"どまりでしたけど。)
そういう意味で、テレビ局という華やかな世界を舞台にしながらも、意外に現実的な恋愛関係を描いた作品だと思います。
個人的には、イェジンに一途に想いを寄せるスンチャンが可愛かったので、そのままイェジンと結ばれてほしかった気も……ババアのドリームきめえwwwって笑われそうですけど!
たとえば、最近NHKで放送していたドラマ「美女と男子」なんかは、ドリーム感たっぷりで楽しかったです。
そもそも、ヒロイン役が仲間由紀恵という時点でファンタジー。きれいすぎるんですよね、あの人。
旦那を妹に寝取られるんですが、最終的には、めちゃイケメンの若手俳優と結ばれます。映画祭での告白、空港で衆人環視のなかハグ&キス、そして記者たちを振り切っての逃亡劇……ドリーム要素てんこ盛り。ここまでくると、自己投影とか絶対無理なので、純粋に物語を楽しめる気がします。
さて、「プロデューサー」に話を戻します。
現実のテレビ局を舞台にしているため、密着ドキュメンタリー風なメタ的演出が要所要所に盛り込まれていて、それが物語のスパイスとなっています。「そんなこと考えてたのね〜」といった"裏話"も楽しめます。
また、実在のタレントが大勢カメオ出演するのも見所のひとつ。SM所属タレントも、少女時代やSJリョウク、女優のコ・アラなどが登場します。
SMのタレントさんではありませんが、"いい人"イ・スンギもカメオ出演し、「いい人キャラも疲れるんだよね~」なんてこぼしながら、習性となった善行を繰り返してしまうという面白い役を演じていました。
チャンミンが6月の「T1ST0RY&...」で歌った楽曲「結婚してくれ」もネタとして登場。イ・スンギ登場回は5月30日に放送されたそうなので、もしかしたらチャンミンも見ていたかも?なんて想像すると楽しいかも。
子どものころからアイドルとして生きてきたシンディの姿に、東方神起にすこし思いを馳せました。
アイドルであることを求め続けられた結果、本当の自分がなんであるか見失いかけていたり、
浮き沈みが激しい業界で"いつかは山を下りなければならない"ことへの恐怖や諦めを抱いていたり。
シンディにいつも怒られてばかりのマネージャーも良い味を出していました。アンチファンの集いにこっそり参加して、シンディの悪口を言ってストレスを発散するような人ですが、根底にあるのは"シンディ愛"。彼が一意番恐いのは、大好きなシンディに失望されることだと告白するシーンには、思わずホロリときます。
そういえば、ツーショットを撮るとき、男性は女性の顔が小さく映るように配慮し、前に出るべきだというシンディの主張に、チャンミンを思い出しましたw
ユノは顔が小さいのに、写真を撮るとき後ろに下がるから、遠近法でよけいに自分の顔が大きく写ってしまうとこぼしていたチャンミン。
後日発売された雑誌「SPUR」6月号に掲載の写真が以下。
いつ撮影されたのかは不明ですが、ちゃんとユノが前に出てますね!
またまた脱線しました。ともあれ。
メインとなる恋愛模様以外のエピソードも面白く、丁寧に作られた作品なんだろうなあという印象を受けました。とても面白かったです。おかげさまで、何の気なしに見始めたのに気づけば一気に見終えてしまいました。(さすがに、2日間に分けて、ですけど。)
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