きょうは仕事がお休みだったので、「수리수리」のステージをまとめて見たかったのですが、目と頭が痛くて断念。代わりに「冬虫夏草」という本を読んでいたのですが、主人公が行方不明中の犬・ゴローについて語るシーンで、こんな描写がありました。

体躯は大きからず小さからず、色は茶。尻尾はふさふさとして目元涼しく、人を見て恐れず、それを侮らず、己が必要とされればその役割に応えんと誠実のかぎりをつくす。与えられぬものを盗ろうとせず、与えられたものでも、必要とする者があらば、そちらへ譲ろうとする。威張らず、威嚇せず、平和を好むが、守るべきものがあれば雄々しく立ち向かう。友情に篤く、その献身は、かけがえがない。(p134)


青文字の部分から脳裏にユノユノ氏を思い浮かべてしまったことに、忸怩たる思いを抱かざるを得ません。
私の思いは痛々しいですが、この作品自体はすばらしいものです。梨木香歩さんの「家守綺譚」、「村田エフェンディ滞土録」などのシリーズ最新作。まさか新作が発表されると思わなかったので、嬉しかったですねえ。「蟲師」系のお話が好きな人にはお勧めです。


さて、東方神起です。