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映画「アメイジング・スパイダーマン2」 [映画の感想]

友人に誘われて、「スパイダーマン」を観てきました。

3D映画を観るのは、「パシフィック・リム」以来。多分。「パシフィック・リム」のときも思いましたが、やっぱりこういう作品は映画館で観るのが楽しいですね。


パンツ度:★☆☆☆☆




「スパイダーマン」といえば、スパイダーマンが蜘蛛の糸を自在に操ってビルの間を飛び回る爽快感。これは大スクリーン(&良い音響)だとより楽しめますね。まるで自分がスパイダーマンになったかのような気分をすこし味わえます。

映画の「スパイダーマン」を観るのは2002年の「スパイダーマン」以来なんですが、記憶にあるその作品より、今回の作品のほうがより"アメコミ感"が強化されているように感じました。
スパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールドもキャラクターに合っていたように思います。あの顔だったら敵キャラに「おーい、サイくん!」とか呼びかけそう。
スパイダーマンの親友・ハリーの雑魚キャラっぷりは相変わらずでした。スパイダーマンへの逆恨みっぷりといい、「ひゃっはー!」と飛び回る姿の格好悪さといい、仲間に恵まれなさっぷりといい、どこを取っても雑魚キャラ以外の何者でもなくて、切なさを覚えるレベル。
演じていたのはデイン・デハーン、まだキラキラしていたころのエドワード・ファーロングを彷彿させる美形です。(生え際がかなり後退しているようにも見受けられましたが、気のせい……じゃないかもしれない。)

img_20140501a.jpg

以前の作品でもそうだったのですが、このハリー、スパイダーマンへの"執着”がすごすぎて、「おまえ、ピーター(スパイダーマン)のこと大好きだろ」と突っ込まざるを得ません。スパイダーマンがハリーのことを溺愛したら、すべて解決するんじゃないでしょうか。ひねくれてるので、ハリーがスパイダーマンの愛を受け入れるまでに、NYが5回くらい破壊されそうですけど。

「ハリー、もうやめよう」「あのとき、裏切ったくせに・・・」「ハリー・・・」「僕より女を助けたくせに・・・僕のことなんて、思い出しもしなかったくせに・・・!ちょ、なにする!はな、せ・・・!」「ハリー、愛してる」


ねーよ。


話が脱線しました。

物語に関しては「突っ込んだら負け」という世界だと思うので、深く考えずに楽しむことに専念しました。
強力な電気を浴びて「電気人間(エレクトロ)」になってしまった男が、進化の果てについに実体すらなくしながらも、パンツだけはしっかり履いていたとか、そんなお楽しみもあります。


一番感動したのは、いじめっこに絡まれているところをスパイダーマンに救われた少年が、街を破壊する悪役に一人、立ち向かっていったところでしょうか。
暗い話なら間違いなくこの少年、瞬殺じゃないですか。でもこの作品ではそれはないんです。ちゃんとスパイダーマンが現れるんです。恋人の死を乗り越えて、人々に希望を与えるために。なにより、少年の信頼を裏切らないために。そこが「いいなあ」と思いました。

びっくりしたのは、エンドロール。途中でいきなり「X-MEN」の宣伝が始まるんです。私にとってはたぶん初体験なんですが、最近はこういう挿入は一般的なのでしょうかね?

もうひとつびっくりしたのが、監督。「(500)日のサマー」の監督さんだったんですね!おおおおおおお、こんなドストライクなエンタメ作品も作れるんですね。すごい。

ちなみに「(500)日のサマー」は、どこにでもありそうでなさそうな、恋の始まりと終わりを描いた作品。時間軸がちょっと凝っていて、それがまた絶妙で、とても面白い作品でした。
「(500)日のサマー」公式サイト

本作と関係ありませんが、中国の映画市場拡大における3D映画の果たした役割に関するコラムが面白かったので、メモメモ。
ハリウッド映画は今、中国を向いている!?



といったところで、とりとめない感想ですが、以上。
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