東方神起の絶妙な連係プレーに見守られ、無事に韓国に到着。滞在中のあれこれはすっとばしまして、会場であるワールドカップ競技場はこんな感じでした。
お祭り感がやばい。日本のSMTOWNとは雰囲気が違うなあと思いました。グッズなどもほとんど売り切れておらず、少し並べば買えました。
私は今回、初めて「団体観覧」で参加。
団体観覧は、アーティストのファンごとに専用の観覧区域が設けられ、ファンが一体となって推しを応援するというシステムで、事前にファンカフェを通じて申請が必要です。ソウルのSMTOWNに行こうかどうか悩んでいたところ、たまたま海外のファンも受け付けるというファンカフェの情報を見つけ、思い切って申し込んでみました。
団体観覧のチケットは、専用のブースで受け取ります。
ファンカフェごとに配布のタイミングが異なるので、閑散としているタイミングもあれば、混み合っているタイミングもあります。例外はEXO。EXOは3つのテントで配布していたのですが、午前中から公演開始前まで、長蛇の列がずっと形成されていました。人気があるのはもちろんのこと、EXOファンは年齢層が若いので、団体観覧のチケットの安さ(日本円で3千円程度)も魅力なのだろうなあと思います。
団体観覧席から見た風景がこちら。
スタンドの2階席なのでステージからは遠いのですが、ファン同士の一体感を得られるのが何よりの醍醐味かなと思いました。
がんばって応援しよう!」という使命感みたいな空気が漂っていたのが面白かったです。(私ももちろん頑張って声出しましたよ!)
ちなみに、会場でもっとも多かったのはEXOファンで、次いでSHINeeファン。そこに東方神起や少女時代、NCTのファンなどが続くといった感じでした。
応援の仕方も世代交代があるようで、風船を持っていたのは恐らくSuper Juniorと東方神起のファンくらいじゃないでしょうか。この2つのファンは基本的に、他のアーティストの時はライトを消すか、つけていても控えめ。推しのために温存しておくタイプですね。
SHINee以降の世代はずっとライトを点灯していました。SHINeeの団体観覧席は警棒のようなライトで統一されていたのが印象的でしたが、他のアーティストのときに振る、振らないは半々くらい。EXO以降のファンはライトはつけっぱなし&ぶんぶん振りっぱなし、推しのときは絶叫が加味されるという、なんかもう「これが若さか……」みたいな、エネルギーが有り余っている感じが面白かったです。
SMTOWNに行くとほんと、「若くなくてゴメンな……」とユノとチャンミンに謝りたくなりますよねw かといって財力もないですしね……く……。
財力といえば、ステージ付近には赤いライト、多かったですね!聞いた話によると、そのあたりは代行で数万円するそうです。いいな!お金、空から降ってこないかな!(あ、もちろん、カシオペアのつてなどで、正規に購入した方が多いとは思いますけれども!)
前置きが長くなりましたが、いよいよユノの登場です。実際、ユノの登場まで長かった……うろ覚えですが、公演が始まってから3時間近く経過していたような気がします。(勘違いだったらゴメンナサイ!)
「T」の文字を背景に、数多くのダンサーを従えてユノが登場したときには、喉から血が出るかと思うほど叫びました。
1曲目は新曲「Drop」を披露。
途中、衣装のズボンが破けるというハプニングがありながらも、最後まで踊りきりました。ダンスは圧巻で、まさに「キング様」といった貫禄でした。あれだけ大きく裂けたのだから、ユノも衣装の異変には気付いたはずですが、きっと仕切り直しては台無しになると思い、パフォーマンスを続けたのだろうなあと思います。すごいですよね。本当に本当に格好良かったです。
「Drop」を終えて、衣装を確認するユノ。
驚いただろうなあ。
ここで簡単な挨拶をしてから、ユノはズボンを履き替えるためにいったんはけます。
MCのざっくりとした内容はこんな感じ。
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ステージ後、ユンホは息切れしながらも「緊張する」と笑い、「東方神起のユンホだ。こんなに大きなステージは本当に久しぶりで緊張した」と感想を述べた。
また「多くの先輩、後輩とステージを飾っている。みんな楽しんでほしい。東方神起の一人としてステージに立った。とても心配だったが、チャンミンに連絡したら『兄さんのイメージを見せてほしい』と言われた。頑張りすぎてズボンが破れた」と言い、衣装を着替えるためにステージを去った。
▼除隊後初!東方神起 ユンホ「SMTOWN LIVE」ソウル公演に登場…“圧倒的なカリスマ性”ーーーーーーーーーーーーーーー
いつかの公演でも、チャンミンはユノに「ユノが好きなようにやればいいよ」と言っていました。今回もチャンミンは、あのときみたいにユノに伝えたのでしょうか。(あのときはすこしふざけながらでしたけどw)
さてさて。ズボンを履き替えた戻ったユノは、「Mirotic」と「Why」のメドレーを披露し、最後は会場を巻き込んでの「Somebody to Love(Korean ver.)」。
STLの前に本当は派手な模様のジャケットに着替える予定だったのですが、うまく袖を通せず、結局ジャケットとベストを脱ぎ捨てることに。
ボタンがぶちぶちーっと飛んで、益荒男っぷりがパねえ瞬間でした。スタッフが手伝ってあげればいいのにと思いながらも、笑ってしまいました。悶えたり笑ったり大変だよ!
その後、シャツにネクタイ、黒パンツという"部長み"溢れる姿で会場を駆け回り、STLを熱唱する様はある意味シュールですが、それが気にならない、というかそれを含めてユノはめっちゃくちゃ格好良かったです。
この笑顔である。
やりきった感溢れる姿を見ると、応援して良かった、て思いますよね。
大好きなユノの背中。
東方神起のユノユノが帰ってきた!と実感できる、本当に素敵なステージでした。
とはいえ、残念だったのはやはり、衣装のハプニング。
私は席が遠かったせいもありますが、実は会場ではズボンが裂けていることに気付いていませんでした。いつものように股の部分がすこしほつれたくらいかと思っていて、宿に帰ってTwitterをみたら「パンツ祭り」になっていてびっくり。次第に悲しくなってきて、その日はなかなか眠ることが出来ませんでした。「中がポロリしなくてよかった……」とか、もうなんでそんな心配をしなければならないのか。兵役後の復帰第一弾という晴れ舞台で。
写真を見ると、縫い目がほつれたというレベルではなく、「どうしてそこから?」と思うような位置からビリビリに裂けています。パターンが悪いのか、素材が悪いのか、装飾との兼ね合いが悪いのか、私には分かりませんが、衣装を担当したチームは「でもみんな盛り上がったし、結果オーライ!」とかなあなあにせず、きちんと問題点を洗い出して、今後の衣装ではこのようなことがないようにしてほしいなあと思います。
(結果オーライになったのは、ユノが中断せずにパフォーマンスを続けたおかげだからだからな……!)
(あと、ユノは勝負パンツは黒にしよう……!赤のパンツは日本では褌か巣鴨かだから、ね、、、?)
そういえば、スタイリストのオギ氏もステージ裏にいたようですが、オギ氏が今回の衣装にどの程度関わっていたのかは分かりません。スタイリストとして衣装を確認してはいたとは思うのですが、制作等は別じゃないかなあとか……分かりませんけど。
ユノの後ろをちょこちょこついていく姿を撮影されているのを見る限り、身の回りのちょっとしたことしかやってなさそうな雰囲気もありますよねw 汗拭いたりマイクのコード通したりとか。それじゃ付き人か。
とまれ、今回の件。ユノ自身はどのように受け止めたのでしょうか。
エンディングでBoAにジェスチャー付きでズボンのことを話している(恐らく)様子からすると、それほど気にしていないようにも見えます。
そうだと良いのですが。
エンディングでは、素敵な笑顔を見せてくれました。
Tシャツの着方がすこしおしゃれ風になってますね。スタイリストに伝授してもらったのでしょうか。
そんなことより衣装なんとかしろ。ステージの裏では、こんなリラックスした表情も。
いろいろ書き足りない部分がありますが、ひとまずこれにて!
なにはともあれ、ユノユノ氏、お疲れ様でした。
素敵なステージをありがとうございました。
日本での公演も楽しみにしています。